このたびルートカルチャ—では、NYを拠点に国際的に活躍するダンサー/演出家であるYoshiko Chumaと、彼女の率いるダンスカンパニーThe School Of Hard Knocksと共同で作品制作を行うこととなりました。5月にルーマニア、6月にNYで公演を行い、夏以降に鎌倉で公演を行う予定となります。
■ROOT CULTURE『Inter-Local Session:A Page Out of Order』Bucharest-Arad-Cluj-NY Tour
2009.5/4〜6/13
ルーマニアの3つの地域(ブカレスト・アラド・クルージュ)とニューヨークでの公演を開催いたします。
日本、ルーマニア、ニューヨークなど多国籍の参加者・出演者たちとパフォーマンス作品をつくりあげ、地域独自の文化や社会背景を含んだものへと昇華していきます。ムーブメント、音楽、映像、美術など誰もがわかる表現により各地域の歴史を再解釈することで、文化・社会の違いを超えた普遍的に大切なものは何かを問いかけるのです。
ルートカルチャ—は鎌倉を拠点に活動する様々な分野のアーティストたちが主体となり、2006年から鎌倉の地域性を生かした「文化的交流の場」をつくってきました。その過程で、世界各国の様々なアーティストと出逢い、2008年11月、ルーマニアとニューヨークからアーティストが参加する公演を開催しました。このたび、鎌倉で生まれた交流の場を世界へと移し、ルーマニアやニューヨークの最先端アートシーンで活躍するアーティストとともに各国固有の歴史や文化を取り入れながら「文化的交流の場」を拡げ、各国の地域コミュニティのあり方を発信していくプロジェクトを実施いたします。
2009年は日本・ドナウ交流年にあたります。ドナウ地域であるルーマニアは1989年に民主化し、現在では芸術、特に舞台や映画(映像作品)がニューヨークをはじめ様々な場所で高く評価されています。今公演では、日本のアートシーンを担う若手ダンサーやミュージシャンを中心に、最先端アートシーンで活躍するニューヨークのアーティストを含め、ルーマニアのアーティストとワークショップや公演を通して創作活動をおこないます。その土地独特の文化的、社会的背景を慎重に反映ながら、アーティストが率先して活動できる場を作ると共に、日本とルーマニア、ニューヨークにおける各地域の様々な文化・社会の抱えている矛盾、衝突を提示していくことがこのプロジェクトの目的です。地域の芸術文化の水準を高め日本ならびルーマニアの舞台芸術の発展を目指し、「国家」、「民族」、「人種」、「文化」などさまざまな差違を超えた新たな芸術表現の可能性とその価値、芸術表現による国境を越えたコミュニケーションの在り方を示し続けてゆきます。
今事業を通して、日本からのコラボレーター達が、ニューヨークやルーマニアのダンサー・ミュージシャンと共同で、新しいパフォーマンス作品を創造し、文化間の違いから生まれる摩擦を探求することによって、グローバル化の進む世界での新たな共存のあり方を探ることを目的としています。
■公演日程
5/11、12 アラド国際フェスティバル[ルーマニア・アラド]
5/13、14 ワークショップ[ルーマニア・アラド]
5/17〜20 公演[ルーマニア・クルージュ ティミショアラ]
5/22 ブカレスト国立ダンスセンター公演[ルーマニア・ブカレスト]
6/4〜6 11〜13 DANSPACE PROJECT公演[ニューヨーク]
■プロジェクト・メンバー
演出:チュウマヨシコ
ミュージシャン:元永拓、おおたか静流、長島源、瀬藤康嗣(NPO法人 ルートカルチャー)、巻上公一、Tcha Limberger
パフォーマー:樋口信子(NPO法人 ルートカルチャー)、井上幸太郎(NPO法人 ルートカルチャー)、山口竜樹
Ursula Eagly(N.Y)、Jake Margolin(N.Y)、Kristine Lee(N.Y)、
Theo Herghelegiu(ルーマニア)、Andreea Dutza(ルーマニア)
Calota Sorin(ルーマニア)、Istvan Teglas(ルーマニア)
照明・演出助手:大野理恵/音響:右田聡一郎/舞台美術:Nick Vaughn(N.Y)、渡辺遼
制作:伊藤ヨシタカ、沢田友希、Bonnie Sue Stein(N.Y GOH Productions)
助成:財団法人 国際交流基金


