Root Culture HOME
ルートカルチャーフェスティバル2007

Tribute to Chuya Nakahara:中原中也生誕100年記念

 中原中也(1907-1937)は近代日本を代表する詩人として、今日に至るまで多くの文学者/詩人/歌手らに影響を与え続けてきました。本年2007年は中原中也の生誕100年かつ没後70年にあたり、中也にゆかりのある日本各地において顕彰事業が行われています。鎌倉はなかでも中也との縁が深く、30年という短い人生の最晩年に居住し最期の時を迎えた場所として知られています。

 鎌倉文学館では、中原中也の生誕100年にあたり企画展 『中原中也 詩に生きて』 (会期10/6~12/16)が開催されます。
 この企画展にあたり、NPO法人ルートカルチャーは鎌倉文学館と共催で、中原中也の没日(10/22)およびその直前の週末(10/20~21)に、中也を敬愛する作家や俳優による朗読や、ミュージシャンによる演奏を中心とする中原中也へのトリビュートイベントを開催いたします。


日時

2007年10月20日(土)~22日(月)

場所鎌倉文学館
http://www.kamakurabungaku.com/
〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷1-5-3
TEL 0467-23-3911
地図はこちら
出演(五十音順)高木完/高橋源一郎/鶴田真由/深田甫/Bookworm(青柳拓次+山崎円城) ほか
タイムテーブルはこちら
出演者プロフィールはこちら
入場料大人 400円/小中学生 200円
(フリーペーパー持参の場合、各50円引き)
主催財団法人 鎌倉市芸術文化振興財団
共催・企画協力NPO法人 ルートカルチャー


※参加するには
鎌倉文学館への入場料のみ必要です(大人400円/小中学生200円・フリーペーパー持参の場合各50円引)。
企画展および常設展もご覧いただけます。

※飲食の持ち込みについて
鎌倉文学館では食べ物の販売はしておりません。飲食物(アルコール類は不可)の飲食物を持ち込む場合、飲食は庭でのみ、トンビに注意する、ゴミは必ず持ち帰るというルールをお守り下さい。


中原中也(なかはらちゅうや)プロフィール

 1907年、現在の山口県山口市に生まれる。17歳頃から詩作を開始、ヨーロッパの芸術運動『ダダ』やフランス象徴派の詩人に傾倒する。生前、小林秀雄や大岡昇平らと親交を結び評価されるも、存命中に社会的な評価を受けることはほとんどなかった。1937年、病気療養のため鎌倉に転居するも病状は好転せず、同年10月22日鎌倉養生院(現清川病院)で30歳の若さで逝去した。詩集に『在りし日の歌』 『山羊の歌』がある。


鎌倉文学館について

 鎌倉文学館は、加賀百万石の藩主で知られる旧前田侯爵家の鎌倉別邸という由緒ある建物です。明治23(1890)年頃第15代当主前田利嗣氏がこの土地を手に入れ、和風建築の別邸を建てたことに始まります。その後、何度かの再建を経、第16代当主前田利為氏がおよそ二年を費やし全面改築を行い、昭和11(1936)年に今に残る洋館が完成します。
 明治時代には、当時皇太子であった大正天皇をはじめ皇族の人々が来遊し、戦後にはデンマーク公使や佐藤栄作元首相が別荘として借りています。また三島由紀夫は小説「春の雪」に登場する別荘を、鎌倉別邸をモデルに描いています。
昭和58(1983)年、第17代当主前田利建氏より鎌倉市に寄贈され、昭和60(1985)年に鎌倉文学館として開館します。鎌倉文学館では川端康成・大佛次郎・里見弴・久米正雄・小林秀雄・吉屋信子など、鎌倉ゆかりの作家の著書、原稿、愛用品などの文学資料を収集保存し、展示しています。
 明治から昭和初期にかけて保養地・別荘地として発展した鎌倉の往時を偲ばせる貴重な鎌倉文学館本館は、平成12(2000)年、国の登録有形文化財に登録されています。

企画展 : 『中原中也 詩に生きて』
 愛する長男を失った詩人の中也は、東京を離れ鎌倉へ移り住みます。再出発のため帰郷を決意しますが発病し、30歳の若さで亡くなります。中也の軌跡を、鎌倉時代中心に紹介します。

会期 : 2007年10月6日(土)~12月16日(日)
開館時間 : 9:00~16:30
鑑賞料金(入場料として) : 大人 400円/小中学生 200円


タイムテーブル

10月20日(土) 前庭ステージ
09:00 鎌倉文学館 開場
12:00 Bookworm参加希望者 受付開始
13:00 Bookwormスタート
15:30 鶴田真由
※小雨決行・荒天中止

 

Bookwormは観客参加型のリーディング(朗読)イベントです。
リーディング希望の方は、当日12:00より会場にてエントリーを行います。持ち時間は1人最長5分以内、中原中也に関連するリーディングを歓迎します。(時間の関係上、エントリーには限りが有ります。込み合った場合は先着順とさせていただきますので御了承下さい。)自作CDの持ち込みや、簡単なアコースティック楽器演奏も可能です。


10月21日(日) 前庭ステージ
09:00 鎌倉文学館 開場
13:00 開演/ゲストアーティスト
15:00 高橋源一郎+高木完
※小雨決行・荒天中止

10月22日(月) 館内 講座室
09:00 鎌倉文学館 開場
14:00 深田甫レクチャー
 

22日の深田甫先生のレクチャーは事前申し込み制(定員33人)です。
往復ハガキに郵便番号、住所、氏名、電話番号、受講希望人数を、返信面に代表者の住所と氏名を記入し、鎌倉文学館(〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷1-5-3)『中原中也没日講座』係までお送りください。応募者多数の場合は抽選となります。〆切は10月12日(金曜日)必着。

↑ページTOPへ戻る



出演者プロフィール

高木完 Kan Takagi
逗子生まれ。70年代後半のパンク・シーンにヴォーカリストとして出現。80年代は原宿ピテカントロプスや新宿ツバキハウスで、ライブの他、DJも始める。 88年、藤原ヒロシらと日本初のヒップホップ中心のインディー・レーベル&プロダクション、MAJOR FORCEを設立。その後ソロ作を発表。スチャダラパーなどもプロデュース。リミックスや提供作品は多岐多数。

高橋源一郎 Genichiro Takahashi
作家。横浜国立大学中退。横浜国立大学の寮が鎌倉にあったことがきっかけとなり、長らく鎌倉に在住した。著作に『さようなら、ギャングたち』(群像新人賞)、『優雅で感傷的な日本野球』(第1回三島由紀夫文学賞)、『日本文学盛衰史』(第13回伊藤整賞)など。現在明治学院大学教授。中原中也賞選考委員も務める。

鶴田真由 Mayu Tsuruta
女優。鎌倉市出身。映画、テレビドラマ、舞台、CMと幅広く活動し、凛とした力強い演技が注目される。95年には日本アカデミー賞助演女優賞を受賞。自然体で飾らない姿と独自の視点からのコメントが支持を得て、旅番組、ドキュメンタリー番組への出演も多い。現在、テレビ番組「家族の時間」でナレーション出演中。また、秋には主演映画「恋する彼女、西へ。」が全国順次公開予定。

深田甫 Hajime Fukada
1934年、千葉県出身。ドイツ語文学研究家。慶應義塾大学医学部に入学するが家出中で授業料が稼げず経済学部に転じ、大学院から文学部ドイツ文学研究科に移って修了。ドイツ・ロマン派など専攻。同大学名誉教授。小町通りに街の応接間・ライブラリーカフェ「藝苑遊吟舎」を若いスタッフとともに開く(現在休業中)。

Bookworm
ドイツの童話作家ミヒャエル・エンデの「人は自分の好きな物について語る時、とても上手く語る事ができる。」という言葉をきっかけに、音楽家の青柳拓次と山崎円城を中心に、1998年より東京を中心に全国各地で開催されているフリースタイルのリーディングイベント。
青柳拓次 Takuji Aoyagi
アーティスト。LITTLE CREATURES・Double Famousのメンバーであり、ソロ・ユニットKAMA AINAとしても国内外で活動する。BOOKWORMを山崎円城と共に主催。
山崎円城 Madoki Yamazaki
音楽家・詩人。NOISE ON TRASHでの活動後、mama!milkとの共演などを経由し、現在はポエトリージャズバンドF.I.B JOURNALのVO+Gとして活動中。

↑ページTOPへ戻る


鎌倉文学館MAP