PRESENTS

Terry Riley in Kamakura

テリー・ライリー 鎌倉芸術館 公演

with
SARA, 大野由美子(Buffalo Daughter), 角銅真実, 勝井祐二(ROVO), ヨシダダイキチ

Terry Riley in Kamakura

デザイン:Michael Frank(生意気・R∞∞T Lab.)/ 写真:Shu Kojima

鎌倉のクリエイティブチームによるNPO法人ルートカルチャー(理事長:瀬藤康嗣)は、2024年12月14日(土)、アメリカ現代音楽界の巨匠 テリー・ライリー氏によるコンサートを主催します。

2020年に日本に移住し、89歳になった現在も旺盛な制作活動を続けるライリー氏の日本における第2の拠点とも言える鎌倉における、待望の初公演です。
今回公演プロデュースを行うのは、鎌倉のクリエイティブチーム ROOT CULTURE(ルートカルチャー)。
プログラムおよび出演は、テリー・ライリー氏の弟子でもあるSARA、さらに日本を代表する豪華ミュージシャン達(大野由美子・角銅真実・勝井祐二・ヨシダダイキチ)とのセッションを予定。一夜限りの即興によるもので、貴重な公演となることは間違いありません。

Terry Riley

1935年、米国カリフォルニア生まれ。反復する音型から作られる「ミニマル・ミュージック」の第一人者。そのスタイルは代表曲「in C」(1964年)で確立され、「ミニマル・ミュージックの父」として世界的に認知されているが、彼の本質は「サイケデリック」である。カリフォルニア大学バークレー校在籍時に北インドの古典音楽歌手、パンディット・プラン・ナートに師事したことで、インド音楽を興味を持ち、民族音楽とも積極的に向き合あってきた。「You’re No Good」(67年)における大胆なカットアップは、今日のループ/サンプリング的発想の原点となったほか「A Rainbow in Curved Air」(69年)は、ザ・フーの代表曲「Baba O’Riley」をインスパイアした。1960年代の徹夜コンサート「All-Night Concert」では、夜通しで即興演奏を披露。新しいコンサートの形はレイヴ・パーティーの原型になった。横尾忠則、久石譲、ジム・ジャームッシュ等、テリー・ライリーの大ファンを公言している表現者は数多い。

2020年より山梨県在住。鎌倉で月1度、ラーガ教室も行っている。

SNSなど https://linktr.ee/terryriley.jp
Official Twitter https://twitter.com/TerryRiley_info

– なぜ鎌倉で?
2020年の日本移住後、ライリー氏は鎌倉と深い縁を持ち続けてきました。
20世紀以降のアメリカ現代音楽を代表する巨匠であり、ミニマル・ミュージックの原点として知られる名曲『In C』の作曲で知られるテリー・ライリー氏。
一方でインド古典音楽の達人でもあり、師である バンディット・プラン・ナートから伝承したキラナ楽派のラーガを、市井の音楽愛好家に伝える活動を行ってきました。
本公演を主催する鎌倉のクリエイティブチーム ROOT CULTURE の手により、2022年春からラーガ教室を鎌倉でほぼ毎月開催し続けています。
地元・鎌倉の音楽愛好家はもちろん、世界の様々な国から、この講座を受講するために人々が集い続けています。
このように氏が度々足を運び、日本での交流の拠点としている鎌倉で、本格的なリーダー公演の場を作りたい。
これはROOT CULTUREが数年の準備期間を経て温めてきた、念願のプロジェクトでもあります。

– ROOT CULTUREとは?
ROOT CULTUREは2006年に鎌倉にゆかりのあるクリエイターたちによって結成されたチーム。
これまでに、細野晴臣・UA・青葉市子・ヤン富田らを始め日本の音楽シーンを牽引するアーティストを招聘してのコンサート、鎌倉在住の文化人である養老孟司・高橋源一郎・角野栄子らによる講演やワークショップの企画、鎌倉出身の女優・鶴田真由やNY在住の演出家・Yoshiko Chumaとのコラボレーションによる舞台作品の制作と国内外での巡回公演(ニューヨーク・ルーマニア・ヨルダン・パレスチナ・伊勢・益子・横浜等)など、鎌倉ならではの人・場所・ネットワークを活かし、音楽や演劇公演、各種ワークショップ、フェスティバルなどさまざまな試みを行ってきました。

公演タイトル:Terry Riley in Kamakura テリー・ライリー 鎌倉芸術館 公演
会場:鎌倉芸術館 小ホール
出演:Terry Riley with SARA, 大野由美子(Buffalo Daughter), 角銅真実, 勝井祐二(ROVO), ヨシダダイキチ
公演日:2024年12月14日(土) OPEN 15:00 / START 16:00
チケット:前売7,000円*(全指定席)/ 当日7,500円 *未就学児入場不可 / 23歳以下の方は写真付き身分証提示で会場にてキャッシュバック(2,000円)あり
10/16(水)10:00 一般発売
e+ https://eplus.jp/terryriley/

主催:ルートカルチャー
プロデュース:瀬藤康嗣(ルートカルチャー)
制作:成田佳洋(Record Shop NRT)
協力:NRT、ディスクガレージ
助成:神奈川県文化芸術活動団体事業補助金対象事業

問い合わせ:ディスクガレージ https://info.diskgarage.com/
イベントページ:https://rootculture.jp/terry2024/

テリー・ライリーを聴く

関連イベント

12月14日に鎌倉芸術館で開催されるコンサートを前に、テリー・ライリー氏のこれまでの音楽的足跡を音源を聞きながら辿るリスニングイベントを逗子と鎌倉で開催します
テリー・ライリーがどんな音楽家かご存知でしょうか? 『《In C》《Rainbow in a Curved Air》で知られるミニマル・ミュージックの創始者』として名前は聞いたことあるけど実際の作品を聴いたことがなかったり、あるいは代表作とされる2つの作品くらいしか聴いたことがないというのが多いように思います。
1964年に作曲された《In C》から50年、これまでにリリースされたアルバムが100枚をすでに超えていることからもわかるように、テリー・ライリー氏は留まることなく、音楽的挑戦を続け、多様な音楽を奏でてきています。それは89歳となった現在も変わっていません。
「気になるけど聴いたことない」という方から、「最近知ったけどもっと知りたい」という方、更には「大好きな曲があるからぜひ紹介したい」という方まで、みんなでテリー・ライリーの楽曲に耳を傾けながら語り合う時間を、皆さんとともにできればと思います。
なお、会場で12/14のテリー・ライリー氏のコンサートのチケット(多分、良席!)も販売します。

10/20 @ 逗子

日時:2024年10月20日 15時〜
会場CALAMARI(神奈川県逗子市逗子2-9-27 丸久)
料金等:要事前予約 入場無料 要ワンドリンクオーダー
詳細:リスニングイベントは17時まで。その後、丸久(焼き鳥)としての営業時間もテリー・ライリーの音楽を流す予定です。
話し手:瀬藤康嗣(ROOT CULTURE/フェリス女学院大学准教授)
聞き手:原伸一郎(ソコシャネル?/純粋リアルエステート)

11/10 @ 鎌倉

日時:2024年11月10日 15時〜19時
会場時間(神奈川県鎌倉市御成町9-34 Confort タカサキビル1F)
料金等:要事前予約 入場無料 要ワンドリンクオーダー
話し手:瀬藤康嗣(ROOT CULTURE/フェリス女学院大学准教授)
聞き手:梶丸基史(時間)ほか