インド古典音楽レクチャー&コンサート レポート

6月1日の日曜日、梅雨入り前の最後の晴れの日に、鎌倉の古刹・光明寺にて開催されたROOT CULTURE presents インド古典音楽レクチャー&コンサート。スタッフによるレポートです。たくさんの皆さんのご来場、ありがとうございました!こちらまでぜひ感想などお聞かせください。
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どれだけ情報が増えて、航空機が発達し「世界は狭くなった」なんて言葉を聞いても、インドはいつだって「摩訶不思議な国」であり続けてくれています。いまや人口10億人超え。音楽家の数だってハンパじゃありません。その中で若手名手の一人にあげられるタブラ奏者のアルナングシュ・チョードリーと、日本が誇るシタール奏者のヨシダダイキチの2人による「インド古典音楽レクチャー&コンサート」が開催されました。

会場となった材木座・光明寺のきらびやかな装飾がまぶしい本堂では、まずはインド古典音楽の複雑な世界を、2人が実演を織りまぜながら解説。そして演奏が始まると集まった200人近くのお客さんたちは、彼らの筋金入りの音に聴き入るばかり。西洋音楽とはまったく異なる音の運ばれ方、輪廻的な絡み合い……、そんな“宇宙”な演奏はトータルで約1時間半。圧巻です。

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「インドでは本来、じわりじわりとこれが4時間ぐらい続くんですよ。今日の演奏はいわば“凝縮版”という感じですね」と、ヨシダさん。次回は本場スタイル、本気の4時間コースを鎌倉でぜひ!

photo: takamitsu sakamoto

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